こんにちは。Nemupyです。
新型コロナウイルスの影響で多くの企業や学校でリモートワークやリモート授業という形がとられてきました。ですから、今はほとんどの学校でChromebookなどのタブレット端末が配られていることでしょう。
筆者の高校ではChromebookが全員分用意されていて、授業で調べ物をしたり、レポート作成などに活用されています。
そんなChromebookですが、充電の減りが早くなったと感じることはございませんか?実際に筆者の周りでは充電の減りが早いと訴える人がたくさんいます。
その人たちのChromebookの使い方を観察してみると、とある共通点が見つかりました。
この記事では、筆者の経験談から、Chromebookの充電の減りが早くなる原因と対策方法について紹介します。
原因
まず、充電を伴う電子製品には必ずバッテリーの寿命というものが存在します。バッテリーは消耗品なので、使用しているうちに劣化して使えなくなってしまいます。
Chromebookに使用されているバッテリーはリチウムイオン電池で、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット、電気自動車など幅広い用途で使用されています。リチウムイオン電池の寿命は使用状況によって異なりますが大体2~3年と言われています。
これは正常な動作なので仕方ないのですが、使用状況や環境などでバッテリーの寿命が大きく左右されます。つまり上手に使用することでバッテリーの寿命を延ばすことはできるのです。
筆者の周りで、Chromebookの充電の減りが早くなった、と訴えた人たちにはとある共通点がありました。それは毎回シャットダウンを行わず、スリープ状態で放置していたことでした。
スリープ状態はバックグラウンドで待機させておくことで電力の消費を最小限に抑えるというものです。シャットダウンを行わずに画面を閉じると自動的にスリープ状態になります。
一見動作を停止して電力を消費していないように見えますが、実際には動作していて放電が行われています。この状態を長時間続けると、バッテリーの寿命を大きく減らすことになります。
対策
これを対策するためには、パソコンを長時間使わないときには必ずシャットダウンを行うことが重要です。
ですがこれはパソコンを長時間使用しないときに有効なもので、こまめにシャットダウンをすればよいというわけではありません。
少し使わないからと言って、短時間の間でシャットダウンと起動を繰り返すと、かえってバッテリーの寿命を減らすことになります。
というのも、シャットダウンと起動には大きな電力を消費します。
ですから、長時間使わないときはシャットダウン、短時間使わないときはスリープというように使い分けることが正解です。
スリープ状態は、前回の作業状態を失うことなく直ぐに復帰できるため便利ですが、長時間の使用はバッテリーの寿命を減らすので、面倒かもしれませんがシャットダウンを行いましょう。
あとがき
この記事ではChromebookのバッテリーについて紹介しました。
タブレットと呼ばれることが多いですが、一応ノートパソコンなので、スマホと使用方法が違うことについて知っておいていただきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。